2019.11.19

第161号:変化が激しい時代を生きるために知っておくべき3大潮流

オリンピック終了後の2020年問題、来年から始まる5G、そしてAIと、これから日本はかつて経験のないほどの大きな時代の転換期を迎えようとしています。
変化のスピードの早さに戸惑う経営者も多いのではないかと思います。

そこで知っておくべき3大潮流があります。

変化が激しい時代を生きるために知っておくべき3大潮流

1つ目は消費者ニーズの多様化です。日本経済は成熟化し、消費者ニーズは多様化しています。これからの時代は「何をやるか」よりも「何のためにやるか」ということが重要になるのです。
どの業界も業績が良い企業と悪い企業の差が激しくなっています。まずは対象顧客を絞り込み、自社の存在意義であるミッションを明確にしましょう。

2つ目は人口減少問題です。これから日本は人口が減少していきます。人口が増加していた頃のビジネスの常識にとらわれていてはダメなのです。

人口が減少していく時代で重要なのは生産性の向上です。売上を追求すれば利益が上がる時代は終わったのです。
売上を上げる活動と、生産性を上げる活動は、時として真逆です。
生産性を上げるためには顧客満足の追求と経営の合理化が重要です。言い換えればそれは、企業価値の追求なのです。
企業価値が向上していくことで引き寄せの法則が働き、良質な顧客や良い社員さんも引き寄せられてくるのです。

最後の3つめが超情報化社会です。今や誰もが手にしているスマートフォンにより、簡単に多くの情報が手に入ります。そのため私たちは、たくさんの企業と簡単に比較されてしまうのです。そこで重要になるのが情報伝達力です。

伝わってない価値は無いのと同じ、流れを理解して経営の舵取りをすることが重要!!

あなたの会社の商品やサービスがいくら良いものであってもその価値が伝わっていなければ売れない時代なのです。
伝わっていない価値は無いのと同じです。
自社の価値を伝達することが上手な会社にお客様が流れ、情報伝達の下手な会社はお客様を奪われるという傾向が今後ますます進んでいきます。

このように先の読めない時代ではありますが、この3大潮流だけは押さえておくべきことです。

この3大潮流はこれからますます進んでいくことは明らかです。
この潮の流れを理解して経営の舵取りをすることが重要です。

変化はチャンスです。時代の流れを先読みしてしっかりと準備を行っていきましょう。

画像引用:photo AC

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